つみたてNISAの5つのデメリット
今日は月曜日なので、つみたてNISAの損益に変更はありません。そこで、前週の月曜日はつみたてNISAのメリットを5つ紹介しましたので、今週は、つみたてNISAの注意点とデメリットを合わせて5つ紹介します。
1 口座開設は一つの金融機関、一口座のみ
- つみたてNISA口座と一般NISA口座は、どちらか一つの口座のみ開設することができます。一つの金融機関でしか開設することができないので、金融機関選びは慎重にしてください。
2 元本割れのリスクがある
- 投資は絶対に損をしないということはありません。つみたてNISAにおいても購入した時よりも値下がりしてマイナスになる元本割れリスクの可能性があります。
3 非課税投資枠の持ち越し・ロールオーバーができない
- つみたてNISAの年間投資額は最大40万円ですが、例えば、年間30万円しか積立しなかったとしても、10万円の枠を翌年に持ち越すことはできません。また、非課税期間終了時に翌年の非課税投資枠に移すロールオーバーという手法は、つみたてNISAで行うことはできません。
4 損益通算・損失の繰越控除ができない
- つみたてNISAで損失がでた場合、通常の投資のように損益通算や損失の繰越控除はできません。
5 リバランスが難しい
- 積立で買い付けるつみたてNISAは、リバランスをするためのスポット買いができません。配分を調整するには、各投資信託の積立額を見直すしかできないため、リバランスが難しいという見方があります。(リバランスとは、崩れた株式〇%、債券〇%という投資配分を、あらかじめ決めていた投資配分に戻すことをいいます。)
今日はこれまでです。